・物事に集中できない
・周りに注意に向けることができない
⇒もしかすると注意障害かもしれません。
注意障害には主に4つの症状が見られます。
1. 覚醒度低下
表情が乏しくなったり、『ボーっとした』感じになったりして、全ての面で反応が遅くなる。
例)病気になってから自分からは何もしなくなってしまった。
2. 持続力低下
別の刺激(周りの声や音)に注意が向いてしまい、本来注意を向けるべき対象に集中して取り組めなくなる症状。
例)周囲の事が気になって、仕事をしていても度々中断してしまう。
3. 転導性低下
(2)とは逆に、周りの状況に気がつかないために、行動へうまく移れなくなる症状。
例)テレビを見ていたときに電話が鳴ったが、気がつかなかった。
4. 転換性注意力低下
その時の状況に応じた注意の変換がうまくできないために、同じような行動を繰り返したり同じことを何度も言ってしまう症状。
例)探し物をするときに、同じところのみ探し続けてしまう。