・言葉が出てこない
・話の内容が分からない
⇒もしかすると失語症かもしれません。
口やのどには麻痺が無いのに言葉が出てこなくなったり、聴力や記憶力には問題がないのに言葉の意味が分からなくなってしまう症状です。失語症には「運動性失語」や「感覚性失語」などがあります。
1. 運動性失語
話を聞いて理解することは可能だが、言葉が出てこなくなる症状。
例)食事中に「醤油とって」とこちらから言っても返事が出てこないが、正しく醤油は渡してくれる。
2. 感覚性失語
スラスラと話すが『言い間違い』が生じ、話を聞いたときの理解も障害される症状。
例)「めがね」を「時計」や「みがね」と言い間違える。
例)道を歩いているときに「右に曲がってください」と伝えると、「分かった」と返事は出来るが、本当は言われた意味がよく分かっておらず違う方向に歩いていってしまう。