ごあいさつ
理学療法科 科長 友田 芳文
訓練室、設備の充実度は中・四国内ではトップクラスの環境の中で、訓練を行っています。
特にブレースクリニック(装具)を毎週開催し、力を入れています。
また、職員の出身校においても南は鹿児島県、北は青森県と多種にわたり多様な考えを持っています。
主に脳血管障害後遺症の方や、整形外科の骨折等の方を対象とし、早期離床・立位、歩行の獲得を目指しています。病棟と連携することで、より密度の高い、早期回復を目指してリハビリプログラムを組み、在宅復帰へのお手伝いをさせていただきます。
訓練・器具紹介
一人ひとりの患者様の状態に合わせて、個別訓練を実施しております。
様々な疾患に対する機能回復訓練と合わせて、基本動作、日常生活動作(ベッドから起き上がる動作、車椅子からベッドへ移る動作)や歩行に対しても積極的にアプローチしております。
吊り下げ式免荷歩行機器
ベストを装着し、体を吊り下げてレール内を自由に歩くことのできる訓練器具です。
体を吊り下げることにより体重を免荷し足の負担を軽減して、脳梗塞により手足の麻痺した患者様や骨折等により筋力の低下した患者様が発症・術後早期から歩く訓練を行うことができます。
また、ベストを装着しているため転倒の危険性はありません。
トレッドミル
傾斜のついた歩行訓練機器です。
傾きの角度、スピードを調整することができ、歩行能力の向上を図ることができます。
重心動揺計 ツイングラビコーダGP-21W
ふらつき・重心バランスの検査が行なえます。
物理療法
患者様の状態に合わせて機器を使用し、筋力強化・痛みの軽減が図れます。
物理療法機器・プールは主治医の指示のもとでの使用となります。
電気刺激治療器
①オートテンズプロ リハビリユニット
②PASシステム
③低周波治療器 トリオ300
④総合刺激装置 ES-520
⑤歩行神経筋 電気刺激装置 NESS L300
渦流浴(上下肢用)
治療部位の血流を改善し、痛みの軽減・筋緊張の緩和が図れます。
自宅に帰られても社会参加出来るように屋外歩行訓練も行っています。
また、ヒーリングガーデンで四季の草木に囲まれながらリハビリが行えます。病棟生活でも自主訓練を行えるように病棟看護師と連携しての指導も行っています。
退院後の生活もサポート!
患者様のご家族に対しても、早期から介助方法の指導を行っております。
患者様、ご家族のご意向・環境を伺いながら、退院後の不安な点を解消することにより、退院後の在宅生活をスムーズに過ごすことができるようにお手伝いしています。