高井の里の園芸委員さん♪

皆さんこんにちは、リハビリの土野です。

今回は3F利用者の方々と5月に実施したグループ訓練についてご報告します。

普段のグループ訓練の活動では、3Fの食堂スペースを利用し音楽療法や回想法、運動療法を中心に実施しています。

突然ですが皆さん、当施設の南側にゴーヤの苗、北側の畑スペースにさつまいもを植えてあるのはご存知でしょうか?

実はこの苗植えを3Fのグループメンバーの方に行ってもらったんです。

今年度のリハ部の目標として、3Fグループ訓練の内容の充実を図ることが掲げられていたことや、良いタイミングで事務所から苗植えを手伝ってほしいとの声がかかり、実施することとなりました。

実際の作業はというと…利用者様によっては地面にしゃがみこんで勢いよく苗植えをされる方もいれば、当日は運悪く風が強く「寒いから中に入りたい!」と主張される方など、様々な反応を得ることができました。

ここで少し園芸療法について説明したいと思います。園芸療法の始まりは第二次世界大戦後、アメリカや北欧で戦争の帰還兵への癒しの手段として始まったと言われています。

効果としては作業内容が多様で、利用者に合わせて難易度を設定できることや、植物や土に触れる事で五感を刺激するため、認知症の方にも導入しやすいリハビリなんです。

屋外に出て作業をすることって、やっぱり人間にいろんな効果をもたらすんですね!

今はゴーヤとさつまいもの成長を利用者さんたちと見守りつつ、次の収穫時期が待ち遠しい日々です。